ワンちゃんを迎える前に

キースホンド

初めて犬を飼う方へ。初めて仔犬を迎え入れる方へ。

犬を家族の一員として迎えるための準備と注意をお知らせいたします。

よくあるご質問

よくあるご質問一覧

 
仔犬を家に迎えるためには?

初めて仔犬を飼うときには、「食」と「住」の観点から、必要なものを取り揃えるようにしましょう。

来たばかりの仔犬は急の環境の変化で戸惑ってしまいます。ゆっくり休めるように部屋を準備してあげてください。

 
どうやって抱っこするの?

仔犬は人間の赤ちゃんと同じで、発育途中のため骨格もまだしっかりしていないとても弱い動物です。ぶら下げて抱き上げたりは決してしないでください。

正しい抱き方は、①片手をおしりの下にしっかりあてがう②もう片方の手で胸の下をささえる③両腕で包みこむように抱き上げる

です。

 
トイレの場所はどうやって教えたらいいの?

食べたあと、寝起き、遊んだあとは必ず排泄したくなるものです。事前にトイレの場所を決め、その場所に頻繁に仔犬を連れていき、オシッコをさせてみてください。

方法は、ケージの外まわりにトイレ用シーツなどを敷きつめ、シーツの上でおしっこをさせます。終わったら褒めてあげましょう。シーツ=トイレと理解できるのです。

 
ケージは必要ですか?

仔犬が安心して眠れる場所を確保するにはケージは必要です。シーツや新聞紙を敷き詰めたら、やわらかい布のベッドと飲み水を隅に置きます。食事の時間に毎回水は取り替えてあげましょう。

ケージは直射日光・風雨の避けられる湿気の少ないところに設置してください。ケージ内には噛んで遊べるおもちゃを用意するといいでしょう。

 
仔犬にとって危険なものって何?

仔犬は人間の赤ちゃんと一緒で、まだ知らないことだらけ。

人間があまり意識していないところに危険が潜んでいます。例えばコンセントや電気コード。かじると危険なものは抜いておくなどし、絶対にかじられないようにしておきましょう。また、観葉植物などは口に入ると中毒を起こすものもあります。クリップなどの小さな物、洗剤のような液体は、仔犬が遊ぶ場に絶対に置かないようにしましょう。

 
どうしたら名前を覚えてくれるの?

名前はなるべく呼びやすく、短いものにしましょう。

家族各々がアダ名で呼んではいけません。名前に反応したら大げさに褒めてあげると、覚えが早くなります。

 
食事はどうやって与えたらいいの?

犬は完全な肉食動物ではありません。成長期にミネラルやビタミンなどバランスのとれた食事を与えるためには、仔犬専用のドッグフードが一番安心です。

犬種によって分量は異なりますが、分量を正しく守り、肥満にしないようにしましょう。フードを切り替える場合は、役4日間程度の時間をかけて除々に行いましょう。ヒト用の食事は病気になりがちになってしまうので、与えないようにしましょう。

 
与えてはいけない食べ物ってあるの?

にんにく・玉ネギ・牛乳・生卵・生肉・チョコレートは決して与えないでください。貧血や下痢、寄生虫の心配もあります。

 
どのくらい寝かせたらいいの?

育ちざかりの仔犬は睡眠時間がたっぷり必要です。1日の2/3は睡眠させましょう。

かわいいからと言って無理に起こしたりしないようにしましょう。

 
お風呂はどうやって入れたらいいの?

はじめてのシャンプーは仔犬にとって驚きの連続。

ごほうびにおやつをあげるなど工夫をし、徐々に慣れさせましょう。まずはブラッシングをします。お湯は38度ぐらいがベスト。

耳に水が入ってしまいそうならコットンボールなどで耳をふさいであげましょう。しっかりすすいであげたら、タオルや低温のドライヤーを使って、充分に乾かしましょう。

 
ブラッシングは毎日しなきゃダメ?

毎日してあげましょう。イヌに毛玉ができてしまうと、見た目が美しくないだけでなく、皮膚病の原因にもなります。

ブラッシングは仔犬とのスキンシップがとれ信頼関係が築けます。また、病気の早期発見にもつながります。

 
ツメを切るタイミングって?

ツメのお手入れは、約4~6週間に一度、伸びてきたらイヌ専用のツメきりばさみで切ってください。

ツメの根元には血管や神経が通っていますので、深く切りすぎないようにしましょう。ツメ切りに自身がない方は、動物病院やペットショップに相談しましょう。

 
目や耳はどうやってお手入れするの?

目のまわりや耳は汚れやすい上に、敏感な部分です。脱脂綿やコットンにぬるま湯をしめらせて優しく拭きましょう。耳は専用の液を使用するとよりいいでしょう。

ただし、目ヤニ・耳だれ・悪臭など異常がある犬は動物病院の診断を受けましょう。

 
犬の歯磨きはどうやってするの?

虫歯や歯槽膿漏・歯周炎など、犬にも歯の病気は見られます。歯や歯ぐきを定期的にチェックし、歯石・炎症が見られないかチェックしましょう。

専用歯磨き剤・歯ブラシを使用して、切歯・犬歯・臼歯を磨き、習慣づけましょう。仔犬の頃から習慣づける事をお勧めします。

 
犬の体重がうまく量れない!どうしたらいいの?

犬を抱き上げ、体重計に乗りましょう。

その後、犬をおろし、あなたの体重を確認します。その差で犬の体重がわかります。定期的に量り、肥満を予防しましょう。

 
ノミ・ダニはどうやって防ぐの?

ノミ・ダニは温かい時期から暑い時期に大量発生します。

ノミ・ダニは皮膚炎や貧血などの原因のほかに寄生虫が体内に寄生するときの仲介役にもなってしまいます。

ノミ・ダニの駆除剤は市販のものよりも、動物病院で処方する薬剤の方が効き目があるようです。どの駆除剤を選ぶかは先生に一度相談してみるといいでしょう。

 
避妊・去勢手術はなんだかかわいそうなのですが?

「手術はかわいそう」とためらう人もいますが、手術していない犬の場合、メスは子宮・卵巣などの病気にかかりやすくなり、乳腺腫瘍も心配されます。

雄の場合前立腺腫瘍になる率が高いという報告もあります。また、雄の手術は精子を作れなくするだけで、交尾そのものは可能なのです。攻撃性も抑えられるので手術は決してかわいそうではないのです。

 
ワクチンを打つタイミングって?

狂犬病の予防注射は接種が法律で定められていますが、もっと怖いのがジステンパー・犬伝染性肝炎・犬レプトスピラ病、犬パルボウイルス感染症は死亡率が高い伝染病なので、必ずワクチン接種(予防注射)を受けさせましょう。 生後1ヶ月齢くらいで検便と駆虫、生後2~3ヶ月齢の間は「混合ワクチン」の接種、その1ヶ月後くらいに「混合ワクチン」の追加接種、生後90日くらいで「狂犬病予防ワクチン」を打つようにしましょう。 信頼できる動物病院でワクチンの時期も管理してもらい、定期的な健康チェックも受けるようにしましょう。